【漫画】クロガネ の評価と感想

20's

みなさんこんにちはKENTです。

 

高校生の頃、体育の選択事業で柔道か剣道を選ぶことになり、私は剣道を選びましたがみなさんはどうだったでしょうか。

そもそも選択授業があるのがデフォルトなのかもわかりませんが、、、。

 

剣道の第一印象は臭いです。

あまりいい印象ではありませんが、そんな印象を少しでも良くしてくれる漫画のレビューがここにはあります。

それでは早速紹介していきます。

 

 

タイトル:クロガネ

作者:池沢春人

巻数:全8巻

連載誌:週刊少年ジャンプ

 

あらすじ

運動音痴ながらも人並外れた視力を持つ高校生、黒鉄博人。彼はある日、剣道部員の白鳥乙鳥から、「桜一刀流」で最強と謳われた江戸時代の女剣士の幽霊・刀条さゆりの話を聞く。その後、博人は噂通りさゆりに襲われてしまうも、その一撃をかわす。さゆりは博人を桜一刀流の後継者にすることを決意する。最初は拒む博人であったが、乙鳥が不良たちに絡まれているところをさゆりと共に助けたことで、昔憧れを抱いた「ヒーロー」になることに目覚め、剣道をしながら桜一刀流を学んでいく。

 

ジャンプでは珍しい剣道漫画を各項目に分けて評価していきます。

 

ストーリー(3点)

全てにおいて既視感のある剣道版「ヒカルの碁」で、俗っぽい表現が多くまた剣道漫画である必要性を感じられなかった。

面白くないわけではないが、あきらかに普通過ぎて読んだ後に何も残らない作品。

視力と動体視力をはき違えていそうな設定がもはや面白い。

 

作画(13点)

全体的には非常に見やすく、試合のときは迫力のある作画だった。

作画自体は魅力的なキャラクターが多く、個性のあるデザインや漫画の構図は非常に良かった。

一方で、人物のバランスが苦手なのか作画に多少の崩壊がみられた。

 

独創性(1点)

上記した通り、大枠は「ヒカルの碁」を連想させるどこかでみたような設定の詰め合わせで、全くもってオリジナリティを感じられない。

剣道である必要性も感じられず、どうして作者がこの作品を描きたかったのか理解できなかった。

 

キャラクター(4点)

デザイン的に優れていたせいか個性があるように感じられたが、人物設定の部分では実際問題既視感しかなかった。

こと漫画でよくある設定、属性の人物ばかりで本当の意味で感情移入できなかった。

 

影響力(5点)

評価できるポイントとしては天下の少年ジャンプで連載していたということだけで、何か影響をもたらしたかと言えばそうではなかった。

剣道漫画であるにもかかわらず、剣道をやりたいと全く思えないという事実こそがこの作品の評価のすべてであると思われる。

 

総評

今回紹介した「クロガネ」の総得点は26点でした。

 

既視感のある作品だけでなく、何かと話題になった池沢先生ですが、その後もジャンプでいくつか連載されましたのでほかの作品も読み次第レビューしていこうかと思います。

 

今回はこのような評価となりましたが、気になる方はぜひ手に取ってみてください。

それではまた次の作品で。

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