【漫画】スモーキーB.B の評価と感想

20's

みなさんこんにちはKENTです。

世の中の漫画の大半は打ち切り漫画です。

すぐに終わる打ち切り漫画もあれば、ある程度巻数が伸びてから人気がなくなり打ち切りになる漫画もあります。

当サイトでは、そんな打ち切り漫画にもフォーカスして紹介していこうと思っています。

 

速攻で打ち切りになってしまった野球漫画のレビューがここにはあります。

それでは早速紹介していきます。

 

タイトル:スモーキーB.B

原作:小宮山健太

作画:河田悠治

巻数:全2巻

連載誌:週刊少年ジャンプ

 

あらすじ

皮肉屋の天才ピッチャー・灰村煙爾郎。無名だった中学を一年生にして全中準優勝に導くも、ある日忽然と姿を消してしまう!?

その彼を、弁天高校へスカウトすべく現れた謎の少女。その秘密の契約内容とは。

 

ストーリー(1点)

描きたいことをたくさん散りばめた一方で、それをひとつのレールに乗せて走り出すことができなかったのは非常に残念だった。

あと、試合が圧倒的につまらない。

 

作画(12点)

「食戟のソーマ」を少し粗悪にした感じというか、全体的にはきれいな作画であるものの、単調でデザインも普通といった感じの出来栄えではあった。

突き抜けたものはないものの、非常に読みやすくはあった。

 

独創性(5点)

お金のために野球をするという「グラゼニ」展開としてスタートしていく中で、それが高校年代で設定され、その他についてもいくつか評価できそうな項目があったものの、その全てを活かすことができなかったので独創性として評価に値しない。

 

キャラクター(1点)

皮肉屋な主人公ということで始まったがふたを開けてみれば口だけのヘタレで、天才ピッチャーという肩書のわりには簡単に打たれるしで、なんとも残念な主人公だった。

どのキャラにも魅力を感じなかった。

 

影響力(4点)

天下の少年ジャンプで連載したということ以外は特段評価できるポイントはなく、最短レベルでの打ち切りとなってしまった。

影響を与えた作品はなさそうだが、影響を受けた作品は明確に存在しているような気がした。

 

総評

今回紹介した「スモーキーB.B」の総得点は23点でした。

全2巻ということで、15週で打ち切りとなってしまった当作品ですが、当初の触れ込みと作者の前作のこともあり多少期待値のあがった状態でスタートとなるも、実際の内容とのギャップもあり鳴かず飛ばずという結果になりました。

作者の傾向として、伝えたいことを直接的に伝えるという手法しかもっていないのが非常に残念で、それを人物の背景として背負わせることができたなら感情移入のできる作品になるのになと思います。

これからより良い作品が生まれることに期待して待っていようと思います。

 

それではまた次の作品でお会いしましょう。

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