【漫画】ソウルイーター の評価と感想

70‘s

こんにちは、KENTです。

 

昨今は、なんでもWEBで買える時代になり、かく言う私もAmazonなどでよく買い物をしています。

漫画も以前は書店に行って買っていましたが、今では電子書籍で買うことも増えてきました。

その一方で、書店に行っていた頃は新たな作品との出会いというのも書店へ行くことの醍醐味であり、自分の求めているもの以外の情報と出会うことで興味や知識の幅を広げていたようにも思います。

 

そんな、自分が求めている以外の情報が欲しい方の助けになれるレビューがここにはあります。

是非、みなさんが漫画を手に取るきっかけのひとつになればと思っています。

 

それではさっそくご紹介していきます。

 

タイトル:ソウルイーター

作者:大久保篤

巻数:全25巻

連載誌:月刊少年ガンガン

 

あらすじ

物語の舞台は死神武器職人専門学校、通称「死武専」。死武専は「職人」と「武器」を育成することを目的としており、「職人」と「武器」がペアを組んで活動していく。その最終目標は悪人の魂99個と魔女の魂1個を「武器」が食べることによって、死神様の武器である「デスサイズ」を作り出すことである。

 

全世界で累計発行部数1900万部超えのガンガンが誇る名作であり、2014年にはスピンオフである「ソウルイーターノット!」がアニメ化されるなど、長く愛されている名作を各項目に分けて評価していきます。

 

ストーリー(9点)

当初はデスサイズ」になるという明確な目標があり、VS魔女の構図となっていたが、途中からはVS狂気という構図にシフトしていき目標がわかりにくくなったため、読者がついていけなくなった。

また、VS狂気へと移行してからの方が面白いというのがなんとも皮肉な感じもあった。

 

作画(12点)

話が進むにつれてどんどん上手くなっていた。ただ、そもそもの画力はそこまで高いというわけでもなく、平均するとこの点数といったところ。

それでも、キャラクターのデザインは非常に奇抜で画期的であると言えた。

 

独創性(18点)

「職人」と「武器」、そして魔女や死神など、テーマとしてはよくあるもののそれを上手く1つにまとめており、また「武器」の擬人化というかむしろ「人」の武器化というべきか、その発想は今までにはなかなか無いものであり、さらには狂気をテーマに物語を進めていくなど、他の作品には無いものを多く持っていた。

主人公が特定の1人ではなく、3組に別れており、それぞれが霞むことなく進んでいくのも非常に珍しい。

比較できる作品がないということが、この作品の大きな魅力の1つであることは間違いない。

 

キャラクター(18点)

1人1人が個性豊かで、非常に魅力的であり3組の主人公の説明を最初に行ったのが非常に良く、また登場人物はそこまで多くないため、個々にフォーカスが当たっており感情移入もしやすかった。

 

影響力(15点)

間違いなく少年ガンガンを世に広めた作品のひとつであると言える名作。また、アニメやゲームなど様々な形で一般層にも広く認知されたと思われる。

一方で、独特な世界観の作品であるため大衆ウケする作品とは言えなかった。

 

総評

今回紹介した「ソウルイーター」の総得点は72点でした。

総得点を伸ばした要因は、独創性とキャラクターの項目であるが、やはり他の作品とは比較できない、一風変わった物語を一風変わったキャラクターたちが進んでいく様が、あまりに突き抜けていた結果であると言えます。

存在は知っていたけどまだ読んだことがない方、途中までは漫画やアニメで見たけど最後まで見れてない方は後半にいくにつれて面白くなっていくので、是非最後まで読んで見てはいかがでしょうか。

 

それでは、また次の作品で。

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