【漫画】マギ の評価と感想

90’s

みなさんこんにちはKENTです。

男なら、一度は冒険に憧れるものです。

小さい頃なら、裏山に登るのも冒険だし、大人になればどこか遠くに旅行するのも冒険かもしれません。

まだ見ぬものを求めて、未開の地に行くときは誰しもワクワクするものです。

 

そんなワクワクをたくさん味わえる作品のレビューがここにはあります。

では早速紹介していきます。

 

タイトル:マギ

作者:大高忍

巻数:全37巻

連載誌:週刊少年サンデー

 

あらすじ

第7迷宮「アモン」の周辺に広がる町・チーシャンに住む若者アリババは、御者のアルバイトをしながら「アモン」を攻略し大富豪になることを夢見ていたが、あと一歩を踏み出せずにいた。そんなある日、彼は「ジンの金属器」を探して旅をしているという、謎の少年アラジンと出会う。彼の持つ笛に潜むウーゴくんの力を目の当たりにしたアリババは、アラジンと共同での迷宮攻略を持ち掛ける。

 

累計発行部数が2500万部を超える、週刊少年サンデーきっての名作を各項目に分けて評価していきます。

 

ストーリー(18点)

最初は純粋な冒険譚として幕を開け、最後は世界がどうあるべきかを問う、壮大なストーリーとして完結した。

作品のタイトルである「マギ」がテーマの中心であることは明確で、「マギ」の選ぶ王が話の流れを作っていく様は、わかりやすくて非常に良かった。

ただ、マギに何ができて何ができないのかが最後までいまいちわからなかった。

 

作画(18点)

デッサン力が非常に優れているというわけではないが、物語の世界観やキャラクターのデザインなど魅力的な作画で作品の世界観とマッチしていた。

感情描写やバトルシーンなど、様々な場面での書き分けも非常に良く、流れるように展開できる作画でもあった。

 

独創性(20点)

ここまで世界の構造について触れている作品は非常に珍しく、様々な主義主張を描き、それぞれの正義を明記したうえで一つの作品として昇華したことは評価に値する。

難しい問題を丁寧に描くことで、読者と共に作品を走りきることができた。

 

キャラクター(20点)

スピンオフである「シンドバッドの冒険」を見てもわかるように、ひとりひとりが魅力的で、それぞれの背景がしっかり描かれながら展開していくので感情移入もしやすい。

また、あれだけ濃いキャラをあれだけの数描けているということは正直尋常ではない。

 

影響力(18点)

本編がアニメ化されるだけでなく、スピンオフまでもがアニメ化されたレジェンド作品で、週刊少年サンデー史上最高傑作といっても過言ではない作品。

テレビアニメ作品として史上初、X(当時Twitter)連動データ放送を行ったことで話題にもなった。

 

総評

今回紹介した「マギ」の総得点は94点でした。

かっこよく見せたいコマは、とことんかっこよく見せる。

これこそが作品の最大の魅力で、冒険だけでも少年はウキウキワクワクなのに、それがかっこいいとなればもう神なのです。

 

少年の心を取り戻したい人は、ぜひ一度手に取ってみてはいかがでしょうか。

「シンドバッドの冒険」も読み次第レビューしていこうと思います。

 

それではまた次の作品で

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