【漫画】A-BOUT‼~朝桐大活躍編~ の評価と感想

30's

みなさんこんにちはKENTです。

 

続編が読みたい作品はありますか?

私が一番続編を読みたいと思っている作品は「アイシールド21」で、大学生編を心から楽しみにしていますが、みなさんはどうでしょうか。

今回紹介する作品はそんな続編作品です。

 

みなさんの助けとなれるレビューがここにはあります。

早速ご紹介していきます。

 

タイトル:A-BOUT‼~朝桐大活躍編~

作者:市川マサ

巻数:全5巻

連載誌:週刊少年マガジン

 

あらすじ

樋口との戦いから時が経ち、2年生になった朝桐。

かつての3年生が卒業したことで退屈な日々を送っていた朝桐だったが、光嶺に一癖も二癖もある新1年生が入学してきたことで再び闘志を取り戻す。

数々の死闘を制した朝桐は、かつての3年生のひとり・吉岡や、現・光嶺のトップとなった東郷との再戦に挑む。

 

ストーリー(7点)

ある種、物語の中心にいた3年生の卒業により停滞した内容を、新入生でカバーしようとしたものの、そこまでインパクトを残すことができなかった。

下剋上する側からされる側になり、物語の見方が変わり、読者がついていけなくなったと思われる。

 

作画(10点)

特段、成長したわけでも劣化したわけでもないキープといったところ。

安定感のあるギャグ顔もシリアス顔もいつも通り普通だった。

 

独創性(7点)

同じような形式で描いた続編ということもあって、少しマンネリ化気味の作品となった。

5巻までしか続かなかったというよりは、5巻しか続けられなかったというのが正解であるといえる。

 

キャラクター(9点)

華やかで魅力的だった3年生に対して、新入生が取って代わることができず、新たな対立構造を描くことができなかった。

3年生が抜け、読みにくさはなくなったものの、読みたさもなくなってしまった。

 

影響力(6点)

続編ということで、より読者層の狭まった作品ではあるものの、さらなる続編が始まるなど根強い人気はあった。

それでも本家無印版と比較して劣った印象であり、新規層もそこまで獲得できなかったと思われる。

 

 

総評

今回紹介した「A-BOUT‼~朝桐大活躍編~」の総得点は39点でした。

続編作品ということで、どうしても前作との比較をしてしまいますが、その中でも明らかに劣化してしまった作品だと思いました。

一方で、さらにこの続編である作品については一風変わったテイストになっているということで、そちらの方は読むのが楽しみです。

読み次第レビューしていこうと思いますので、楽しみにしていてください。

それではまた次の作品でお会いしましょう。

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