【漫画】All You Need Is Kill の評価と感想

60‘s

みなさんこんにちはKENTです。

 

人生をもう一度やり直してみたい。

そう思ったことはありませんか?

隣の芝は青く見えるといいますか、ないものねだりといいますか、いざやり直しできるとなるとそれはそれでつらいのかもしれないなと思ったりもします。

 

そんな、人生をやり直しまくる主人公の物語のレビューがここにはあります。

では早速ご紹介していきます。

 

タイトル:All You Need Is Kill

原作:竹内良輔

作画:小畑健

巻数:全2巻

連載誌:週刊ヤングジャンプ

 

あらすじ

人類は今、かつてない戦争をしている。敵は「ギタイ」と呼ばれる化物。ジャパンの南方、コトイウシ島で繰り返される戦闘。

初年兵であるキリヤ・ケイジと戦場の牝犬と呼ばれるリタ・ヴラタスキは、まだ見ぬ明日を求める戦いに身を投じていく。

 

ライトノベル原作でハリウッド映画にもなった名作を各項目に分けて評価していきます。

 

ストーリー(13点)

典型的な死に戻り系作品で、主人公が失敗すると分岐点まで戻り再度やり直すというもの。

ただ、なぜそのルートに導かれているのか、また原作を読んでいない為細かい設定が省かれているのか定かではないが、理解できない点がいくつか存在した。

普通に面白いが、短すぎる。

 

作画(20点)

まあ、さすが小畑健としかいうことがない。

戦闘シーンはあまり向いていないような気もするが、それでもうまい。

 

独創性(10点)

Reゼロを凡庸にしたような作品で、新しさは特段ない。

何度も自分の死を体験することで、やつれていく主人公のさまは非常にリアリティがあって良かった。

 

キャラクター(10点)

なぜ主人公が死に戻りするかという動機付けがなされていないので、感情移入が難しく、主人公が主人公たる理由が分からなかった。

ただ、無駄な登場人物は特段なく、人物設定もシンプルであったので非常に読みやすかった。

 

影響力(15点)

2006年の「このライトノベルがすごい大賞」で8位の作品が原作として、小畑健が漫画にしたということで何かと話題となった作品。

ライトノベル原作として初のハリウッド映画が、トム・クルーズ主演で制作されるなど話題を呼んだ。

 

総評

今回紹介した「All You Need Is Kill」の総得点は68点でした。

 

全2巻ということで、隙間時間にサクッと読める名作の紹介でした。

小畑先生の画力にかかればどんな作品も名作の仲間入りと言えるほど、卓越した画力を誇っている(一部例外もあります笑)ので、どの作品も一度は手に取ってみてほしいです。

他の作品のレビューも順次書いていきますので、ぜひそちらも楽しみにしていてください。

 

それではまた次の作品で。

コメント

タイトルとURLをコピーしました