【漫画】DEATH NOTE の評価と感想

90’s

みなさんこんにちはKENTです。

みなさんが選ぶ、自分史上最高の漫画は何ですか?

有名な作品から、知る人ぞ知る名作までいろいろな作品があるかと思いますが、様々な作品の中でも今回紹介する作品は多くの人が名前をあげるかと思います。

当サイトの採点基準に最も適している作品であると言え、最高クラスの漫画です。

 

みなさんの助けになれるレビューがここにはあります。

それでは早速ご紹介していきます。

 

タイトル:DEATH NOTE

原作:大場つぐみ

作画:小畑健

巻数:全12巻

連載誌:週刊少年ジャンプ

 

あらすじ

警察庁刑事局長・夜神総一郎の長男で、現役で東応大学(作中における日本一の大学)への進学間違いなしとされる秀才高校生の夜神月はある日、通っている高校の敷地内で奇妙な黒いノートを拾う。それは死神・リュークが落とした、「そこに名前を書かれた人間が死ぬ」デスノートだった。ノートの所有権を得た月はリュークの姿が見えるようになり、ノートに課せられたルールを理解し様々な検証の上でその能力を確かめる。

そして、自らの信じる「正義」を執行し、犯罪者のいない新世界を実現するため世界中の犯罪者たちの名をノートに書き記して殺害していく。

 

ストーリー(20点)

全12巻と短いながら、その何倍もの巻数を読んだと感じるほど重厚感のある物語で、サスペンスでありながら、誰にでも理解の追いつく展開の作り方は尋常ではない。

週刊少年ジャンプとは思えない作風であるにもかかわらず、ここまで愛されたのは本当に面白い作品である証拠で、大衆に認知されている作品の中で、最も大衆に認知されるはずのない作品である。

物語の緩急の付け方、そして狂気的なアイデアを圧倒的な知能で運用し、それに見劣りしない展開を続けていく様は尋常ではない。

面白すぎる。

 

作画(20点)

現役漫画家として5本の指に入るほどの画力。

人物の動き、表情、そして細かな風景や構図まで異常なほど上手い。

ただ、作品を読んでいるだけの私がどうこう言っていいレベルではない。

16歳の時点で、あの手塚治虫先生から天才とまで言われた実力はもはや神の領域です。

 

独創性(20点)

「ノートに名前を書かれた人間は死ぬ」というシンプルなのに奇抜な設定は、世界中の人が理解できる設定であり、画期的であった。

また、シンプルな設定というのは時に脱線したり、余計な設定を付け加えて話がこじれることが多々あるが、この作品はそのシンプルさが最後まで乱れることはなかった。

ダークヒーローが主人公のジャンプ作品というのも非常に珍しい。

 

キャラクター(18点)

主人公を容姿端麗な人物にしたことで、その全能感やサイコパス感のあるカリスマへと仕上げることが出来たと考えられる。

また、主要人物とそれ以外の登場人物のデザインを明確にすることで、話の邪魔にならない構成となっていたのも素晴らしい。

ただ、Lの扱い方には賛否があるのも理解できるし、それによって物語において終始最高だったキャラが月ひとりしかいなかったのは少し残念ではあった。

 

影響力(20点)

日本だけでなく、世界中から高い評価を受けており全12巻にもかかわらず、世界累計発行部数は3000万部と異常なほどの人気を誇っている。

アニメや実写映画にドラマと幅広いメディアで映像化され、ゲームやグッズなど連載終了から何年経っても愛されている作品であると言える。

海外の著名人にもデスノートファンは非常に多いことが人気を物語っている。

 

総評

今回紹介した「DEATH NOTE」の総得点は98点でした。

日本の漫画史上最高傑作といっても過言ではないほどの圧倒的な作品であり、今後も色あせることのない名作であると言えます。

格闘技好きなら知らない人はいない、元UFC王者のイスラエル・アデサニヤもデスノートのファンとして知られているほど、世界に通じる作品です。

 

この作者コンビは他にも名作を生みだしているので、そちらも随時評価していこうと思います。

みなさんが漫画を手に取るきっかけとなれるレビューをこれからも掲載していきます。

それでは、次の作品でお会いしましょう。

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