【漫画】Mr.FULLSWING の評価と感想

40’s

みなさんこんにちはKENTです。

野球が好きな人には怒られるかもしれない、ギャグが好きな人にも怒られるかもしれない。

でも、野球もギャグも好きな人にはきっと刺さるかもしれない。

そんな作品のレビューがここにはあります。

 

アニメは放送されていなくても、あの頃のジャンプを呼んでた人で知らない人はいないあの作品を早速紹介していきます。

 

タイトル:Mr.FULLSWING

作者:鈴木信也

巻数:全24巻

連載誌:週刊少年ジャンプ

 

あらすじ

埼玉県立十二支高校に入学した少年・猿野天国は、同じ1年生の鳥居凪に一目惚れする。これまで好きになった女性すべてに運動部員の恋人がおり、フラれ続けていた天国はスポーツそのものを逆恨みしていたが、凪は彼氏こそいないものの天国が最も嫌う野球部のマネージャーだった。

気に入られたい思いから「中学時代は有名な野球少年だった」という大嘘をついた天国を信じる凪に対し、引くに引けなくなった天国は野球部OBが打ち立てた伝説を破ると見栄を張ってバッターボックスに入る。

 

 

ストーリー(9点)

野球漫画として考えれば面白くない。

ギャグ漫画として考えれば普通といったところ。

ただ、野球漫画として努力してライバルに打ち勝つといった面ではスポ根要素もあり、作品としてはなんとなく楽しめる。

 

作画(6点)

全然うまくない。

ただ、ギャグ漫画と言われればこれぐらいの画力で何ら問題ないともいえる。

それでも、純粋な画力はおろか、デザインに関しても何か特別なものは感じなかった。

 

独創性(12点)

テニスの王子様がテニスギャグ漫画であるように、この作品も野球ギャグ漫画であるかと思ったが、野球よりもギャグに比重が傾いており、ギャグ漫画が野球を扱っていると考えるとなんら普通の作品だった。

それでも、作中に登場する「封鎖野球」や「半減野球」は野球漫画を軸に置いていないからこそできる面白いルールで非常に良かった。

 

キャラクター(11点)

主人公のいる学校が十二支高校というだけあって、登場人物に十二支をはじめとする生き物の名前が入っていることが多く、キャッチ―なネーミングとそれにあった見た目で覚えやすかったが、パロディネタを含むそれ以外の要素が多すぎたため、読みづらかった。

 

影響力(10点)

天下の少年ジャンプで全24巻と、間違いなく人気作品といえるほどに連載された一方で、それだけの巻数まで続いておきながらアニメ化されなかった稀有な作品でもある。

やはり、パロディ内容が多かったことが原因と考えられ、アニメ化すれば世の少年たちに大人気になるのは目に見えていたが、それは実現することなく大衆人気を得るには至らなかった。

 

総評

今回紹介した「Mr.FULLSWING」の総得点は48点でした。

何かと賛否のある作品ですが、個人的には嫌いじゃないです。

かといって、人にお勧めするような作品でもないと思いますが、それでもこのハチャメチャな感じがギャグマンガだからこそ許されるのかなと思います。

野球漫画を読みたい人はこの作品を読まないでください。

野球を好きな人が、ギャグ漫画を読みたいときにこの作品を手に取ってください。

それ以外許しません。

 

今後も、読む人を選びそうな作品であったとしてもどんどんレビューしていこうと思いますので、ぜひ楽しみにしていてください。

それではまた次の作品で。

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