みなさんこんにちはKENTです。
子どものころ、身近にヤンキーはいましたか?
私自身、福岡の荒れる成人式を経験している人間として、多少なりとも身近にヤンキーはいましたが、実は意外とみんないいヤツでした。
バカが本気でバカやってるのは、すがすがしくて最高でした。
そんな最高のバカたちが活躍する作品のレビューがここにはあります。
それでは早速紹介していきます。
タイトル:A-BOUT!
作者:市川マサ
巻数:全19巻
連載誌:週刊少年マガジン
あらすじ
泣く子も黙る「戦闘地域」である不良高校・光嶺高校にやってきたひとりの転校生、朝桐真之輔。
学年による序列が絶対とされるこの学校で「不良少年」として伝説を作るべく転校初日から大騒動を巻き起こした朝桐は、一年生の強豪・征木や砂原、そして最高学年である三年生の「帝王」樋口からも一目を置かれる存在になっていく。
ストーリー(9点)
大枠はシリアスとギャグの組み合わせで構成されており、銀魂のような構成になっているものの、そこまで割り切っているわけでもなくグダグダ感が残った。
主人公がとにかくバカなのはいいが、物語の進行を妨げてはならない。
作画(10点)
デザインに多少違和感のある部分が存在するものの、全体的には普通であり、普通過ぎるくらいである。
ギャグ顔もシリアス顔も、当たり障りのない普通。
独創性(9点)
典型的なヤンキー漫画という感じで特別何かあるわけではないが、強いて言うならギャグをここまでちりばめているヤンキー漫画はあまりないのかなといった印象。
それでも、普通のヤンキー漫画。
キャラクター(13点)
個々を見ると魅力的なキャラが多いものの、しっかり関係図を描いてもらわないと分からないほどに派閥やグループの構成がまとまっていない。
シンプルに読みにくい。
影響力(8点)
アニメや映画にはなっていないものの、続編が連載されるなど一定の評価は受けているようで、ソシャゲも存在していたものの1年足らずでサービス終了となった。
認知度はそこまで高くない。
総評
今回紹介した「A-BOUT!」の総得点は49点でした。
本当にごくごく平凡な作品ということで、可もなく不可もない評価となりましたが、続編がいくつか出ているということでそちらも読み次第レビューを書いていこうと思います。
普通のヤンキー漫画ですが、気になる方はぜひ手に取ってみてください。
それではまた次の作品で。
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