【漫画】監獄学園 の評価と感想

80's

みなさんこんにちは、KENTです。

あけましておめでとうございます!!!!

本年も、ANIMAをよろしくお願いいたします。

 

さて、年末年始はいかがお過ごしでしたか。

私は読めずに溜まっていた漫画の最新刊を読みまくっておりましたが、同じ様に過ごされた方もいたのではないかと思います。

 

今回紹介する作品は、家族がいるときにはちょっぴり読みにくいけど、一度読み出したら止まらない。そんな作品です。

また、仕事や学校が始まります。

そんな憂鬱な毎日を少しでもハッピーにできる作品のレビューがここにはあります。

是非、みなさんが漫画を手に取るきっかけのひとつになればと思います。

 

それでは、さっそくご紹介していきます。

 

タイトル:監獄学園

作者:平本アキラ

巻数:全28巻

連載誌:週刊ヤングマガジン

 

あらすじ

全寮制の私立八光学園は本年度から男女共学となり、全校生徒1021名、うち女子生徒1016名、男子生徒(キヨシ、ガクト、シンゴ、ジョー、アンドレ)5名という歪な男女比が実現してしまった。

入学から1週間が経ち、男子5人は女子風呂を覗く作戦を決行するが、裏生徒会に捕らえられ、懲罰棟における1ヶ月間の懲役を命じられる。

そんな中、キヨシはクラスメイトの栗原千代との相撲デートのため、そしてガクトが欲しがる限定フィギュアのために脱獄を決意する。

 

2013年には、第37回講談社漫画賞を受賞するなど、累計発行部数1300万部を超える大人気作品を各項目に分けて評価していきます。

 

ストーリー(15点)

ギャグというにはストーリーがしっかりしていて、なぜか世界観に入り込むことのできる作品。

テーマは脱獄なのかと思いきや、学園ラブコメであり、また懲罰棟という名の監獄がそのラブコメを大きく動かす要素になっており、何故か見やすい作りとなっていた。

終わり方には賛否があるものの、そもそもなぜこの作品が思いついたのかというわけのわからなさはもはや称えられるべきものであり、バカバカしさも突き抜ければとんでもない作品になることを実感した。

この作品が好きじゃない男は、漢じゃない。

 

作画(19点)

この作品を最も面白くしている部分は間違いなくこの画力であり、キャラの馬鹿げた表情も、無数のエロも全てが最高レベルの水準で描かれれている。

作品の導入部分である覗きも、女子がエロく可愛いからこそ読者も同じ気持ちで作品に入り込むことができ、一気に引き込まれるし、男子5人を勝手に応援してしまう。

「To Loveる–とらぶる–」が人気なのも、エロとそれを描く圧倒的な画力があるからこそで、切っても切り離せないポイントであり、それを満たしているからこその名作であると言える。

かつて「アゴなしゲンとオレ物語」を描いていた作者とは思えない絵柄で最初に見たときは驚愕したのを覚えている。

 

独創性(19点)

上記したが、本当に何故この作品が思いついたのか全く理解できない。

私たちが生活していく上で、脱獄、学園ラブコメ、ギャグ、エロ、など単体やいくつ化の組み合わせでストーリーが展開されていくものに触れることはあっても、それが全て組み合わさった上で、一つの作品に昇華し、かつそれがいくつもの化学反応を起こしていく作品に出会うことは人生でもこれしかないと言える。

大人になった今でも、中学生や高校生の気持ちにさせてくれる作品。

唯一無二の作品であり、もし同じ様な作品が今後生まれてもこの作品を超えることは絶対にあり得ない。

 

キャラクター(17点)

男子生徒を5人と絞ったことで、それぞれの個性を十分に発揮することができ、また女子生徒もクラスメイトというよりは、懲罰棟を管理している裏生徒会との絡みが多く、数人に絞られていたのでわかりやすかった。

男子生徒にとって、裏生徒会は敵、それ以外の学校の女子と仲良くしたい、という思いが脱獄のインセンティブであり、男子と女子の違いや女子同士の違いも見ることができて非常によくできていた。

 

影響力(17点)

アニメはもちろんのこと、まさかのドラマ化もされ、当時高校生だった私はどうやって親にバレずに見るか模索していたのが懐かしい。

遅い時間のドラマであったものの、当時は内容が多少過激なため密かに話題になっていた。

ヤングマガジンを代表する作品であることは言わずもがなであり、漫画に新たな可能性を見出すことのできた作品でもあった。

 

総評

今回紹介した「監獄学園」の総得点は87点でした。

なぜこんなにも面白いのか、なぜこんなにも読みやすいのか、なぜこんな作品が思いついたのか、わからないことだらけの作品です。

あと、花ちゃん結構好きです。

似た様な作品は今後も出会えないので、記憶を消してもう一度読みたいです。

 

是非一度ご覧になってはいかがでしょうか。

 

それでは、また次の作品で。

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