こんにちは、KENTです。
世の中には、素晴らしい作品が無数に存在しています。
いざ漫画を読もうと思っても、どれを読もうか決めかねてしまう。
そんな人の助けになれるようなレビューがここにはあります。
是非、みなさんが漫画を手にとるきっかのひとつになればと思っています。
それではさっそくご紹介していきます。
タイトル:SKET DANCE
作者:篠原健太
巻数:全32巻
連載誌:週刊少年ジャンプ
あらすじ
開盟学園高等学校の学園生活支援部、通称「スケット団」は相談事やトラブルを解決する学園のお助け集団。
という建前のもと、お調子者のリーダー「ボッスン」、元不良の武闘派ヤンキー娘「ヒメコ」、クールな情報屋「スイッチ」の3人で、時に真面目に、時にバカバカしく日々活動を行なう。
ストーリー (17点)
ギャグとシリアスの配分が非常に良く、ギャグは大人になった今でも笑えるネタも多い。また、そのクオリティが物語の後半になっても落ちることなく最後まで楽しむことができた。
シリアスな部分に関して、多少重たい話はあったもののしっかりまとまっており、思わず涙してしまうような話もたくさんあった。
ただ一方で、3年生が卒業してからスケット団の暴走を止められる存在が減ったことで、ただ単純に暴徒化して終わる雰囲気が多くなり、さらには物語の幅も狭まってしまった感は否めない。
作画(13点)
全体的には見やすく、物語が進んでいくについれて画力の向上を感じることができた。また、ギャグ顔やシリアス顔などストーリー によって描き分けられており、中でも優しいタッチが上手く女の子の表情は非常に良かった。
独創性(5点)
やっぱり、何度読んでも銀魂だった。
銀魂の作者である空知英秋先生の元アシスタントということで仕方ないのかもしれないが、やはり銀魂だった。
ただ、それをネタにまで昇華しているのは良かった。
キャラクター(18点)
全ての登場人物に個性があって、それぞれが生きていた。
生徒だけでなく、先生や家族など様々な部分にフォーカスが当たっている場面が多く、捨てキャラが少なかったのが良かった。
スケット団の3人という組み合わせだけでない、いろいろなキャラの組み合わせで楽しむことができたのも、それぞれのキャラに魅力があってこそのものだと思った。
影響力(15点)
アニメ化され、ギャグ漫画やコメディよりの漫画が多く連載していた当時のジャンプのなかでもひときわ輝いていた作品。
世代の人間ならば誰もが知っていると言っても過言ではない程の作品だったが、やはり銀魂のような作品が、銀魂より後に始まって、銀魂より先に終わったことに思うところのある人は多いのではないかと思う。
総評
今回紹介した「SKET DANCE」の総得点は68点でした。
異なる評価基準であれば、もっと高得点でもおかしくない作品ですが、今回はこのような結果となりました。
個人的には好きな作品で、世代の作品でもあるのでまだ読んだことな方は是非一度手にとってもらいたい作品です。
賛否はあると思いますが、参考にしていただければ幸いです。
それでは、また次の作品で。
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