【漫画】セクシーコマンドー外伝 すごいよ‼マサルさん の評価と感想

80's

みなさんこんにちはKENTです。

 

お笑いは好きですか?

私自身、M-1を1回戦から見るというぐらいにはお笑いが好きです。

ただ、世の中には漫才以外にも、コント、落語、狂言など様々なお笑いがあります。

ギャグ漫画もそうです。

そしてそんなギャグ漫画に対する常識を変えた作品のレビューがここにはあります。

それでは早速紹介していきます。

 

タイトル:セクシーコマンド―外伝 すごいよ‼マサルさん

作者:うすた京介

巻数:全7巻

連載誌:週刊少年ジャンプ

 

あらすじ

謎の格闘技「セクシーコマンド―」を操る高校生・花中島マサルと、奇妙で癖のあるセクシーコマンド―部の部員たちを中心に展開されるギャグ漫画。

 

伝説のギャグ漫画を各項目に分けて評価していきます。

 

ストーリー(10点)

いわゆる典型的なギャグマンガの構成であり、評価が難しいためこの点数となった。

わけのわからなさがウリではあるが、一方で同作者の「武士沢レシーブ」や「ピューと吹く!ジャガー」と比較しても本当にわけわからな過ぎた。

 

作画(14点)

優しいタッチと高い画力で、ギャグ顔もシリアス顔も丁寧に描き分けられていた。

上手く描ける人は、下手風にも描くことができると改めて認識できた。

 

独創性(20点)

圧倒的。

むしろ、真似しろと言われても簡単にできるものではなく、才能とセンスで地位を確立したといえる。

最終回で、唐突に「第二部・地獄校長編」を開始し、1話で完結させるという異常さは度肝を抜かれた。

 

キャラクター(18点)

秀逸なネーミングセンスとハイセンスなボケ、そして絶対的な突っ込み役とそれぞれが分離しないようにしっかりと混ぜ合わさっており、ひとつの崇高なギャグとして完成していた。

登場人物に付随する無駄な情報が、作品の最大の魅力であるとともに、ボケキャラを際立たせる味付けになっている。

 

影響力(18点)

ジャンプ本誌の新人賞募集ページに注意書きが掲載されるほど、ギャグ漫画志望者を世の中に増やしてしまう影響力があり、それは国内にとどまらず韓国の漫画家にまで影響を与えた。

それ以前か囲碁で別れるといわれるほどにギャグ漫画界に衝撃を与え、アニメ化もされた。

多くのジャンプ作品が打ち切りで終わる中、期待とプレッシャーから連載を終了したことでも読者に衝撃を与えた。

 

総評

今回紹介した「セクシーコマンド―外伝 すごい‼マサルさん」の総得点は80点でした。

人生で一番最初に読んだギャグ漫画がこの作品でした。

非常に思い入れがある一方で、なんでこんなに笑ってしまうのか、なぜこんなにおもしろいのか全く説明のできない作品でもあります。

芸人のハリウッド・ザコシショウさんがいっていましたが「脳死で笑えるお笑いこそ最強」ということで、もしかしたら説明のできない笑いこそが脳死で笑えるお笑いであり、この作品も最強と呼べるものなのかもしれません。

 

うすた京介先生は他にもいくつかの作品を描かれていますので、それらも読み次第レビューしていこうと思います。

それではまた次の作品でお会いしましょう。

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