【漫画】遊☆戯☆王 の評価と感想

80's

みなさんこんにちはKENTです。

 

カードゲームは好きですか?

昨今はワンピースカードが異常なまでの人気で入手困難となっていますが、やはりカードゲーム界の頂点に君臨し続けているのは遊戯王であるといえます。

かつては、マジック:ザ・ギャザリングが覇権と言われていたカードゲーム界、そこに一石を投じ大カードゲーム時代を創り上げた漫画のレビューがここにはあります。

 

それでは早速紹介していきます。

 

タイトル:遊☆戯☆王

作者:高橋和希

巻数:全38巻

連載誌:週刊少年ジャンプ

 

あらすじ

ゲーム好きな高校生・武藤遊戯は、ゲーム屋店主の祖父・武藤双六から貰った、誰も解いたことのない古代エジプトンの秘宝「千年パズル」を8年間も組み続けていたが、気弱な遊戯を嫌う同級生の城之内はパズルのピースを盗み、プールへ投げ捨ててしまう。

後日、城之内と風紀委員のトラブルで、今まで虐めていた遊戯に庇われた城之内は彼を見直し、ピースを回収して双六のもとへ届ける。

ピースを取り戻したことで遊戯がパズルを完成させた瞬間、ゲームの天才であるもう一人の人格が覚醒する。

 

累計発行部数は4000万部を超える名作を、各項目に分けて評価していきます。

 

ストーリー(12点)

現在ではカードゲームの印象が強い遊戯王も、最初は遊戯の王として様々なゲームで戦っていき、相手に罰ゲームを与えるというのは非常に興味深かった。

千年アイテムを中心にカードゲームとして展開していくようになるまでの、わけのわからない世界観が好みの分かれるところで、個人的にはあまり好きではない。

カードゲームも仕方ないのかもしれないがご都合主義。

カードゲームを愛する身としては、そんなに引きたいカードを引けるなら絶対負けない。

 

作画(16点)

序盤など特に上手いとは言えない画力ではあるものの、デザインが秀逸であり、主人公である遊戯の髪型はネタにされることも多いがそれとして成立していることがまずすごい。

カードのデザインも素晴らしく、人間からモンスターまでどれも目を見張るようなものばかりだった。

 

独創性(20点)

マジック:ザ・ギャザリングのパクリと言われても仕方なかったところから、カードゲームとして確固たる地位を確立するまでになったのは、それをオリジナルとして認識しているからであるといえる。

「みちのくのダルビッシュ」と言われた大谷翔平が何も言われなくなったように、いち漫画がカードゲームという近いようで遠い分野でありながら、その分野を支配するまで力をつけたことは尋常ではなく、評価に値する。

 

キャラクター(15点)

数多くのネタキャラを生み出した遊戯王。

インパクトのあるキャラクターが多い一方で、感情ベースで理解できる登場人物はなかなかおらず、作品のテーマにも「死」や「闇」といったものが盛り込まれているため、暗い登場人物も多かった。

 

影響力(20点)

ギネス記録も数多く保持し、総売り上げは2兆7000億円を超える漫画界の傑物で、世界一といっても過言ではないカードゲームを生み出した作品。

神。

 

総評

今回紹介した「遊戯王」の総得点は83点でした。

遊戯王をそしてカードゲームを愛する私としては、切っても切り離せない作品でした。

偉大な方を亡くしたと思うと同時に、これからも生き続ける遊戯王をこれからも愛していこうと思います。

 

世界に誇る遊戯王をカルチャーにしていくことが、私たちにできることだと思います。

 

遊戯王はたくさんの続編等がありますので、読み次第どんどんレビューしていこうと思います。

それではまた次の作品でお会いしましょう。

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